続・コミュニティマネジメントの話

 行きたかったなぁ…



ヘッダー画像引用元:
https://www.nintendo.com/jp/live/index.html


ある時こんなメールが届きました



平素は、弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

2024年1月20日(土)、21日(日)に東京ビッグサイトにて開催を予定しておりました「Nintendo Live 2024 TOKYO」につきまして、「スプラトゥーン甲子園2023 全国決勝大会」の開催延期にともなって、お客様の安全を十分に確保できないとの判断に至ったことから、開催を中止することとなりました。


そうです。この記事が公開されている今、本来ならNintendo Live 2024 TOKYOが開催されていたのです。



引用元:https://www.nintendo.co.jp/event/information/20231207/index.html

実はNintendo Live 2024 TOKYOではswitchの後継機が発表されるなんて噂も有りました。

2017年のSwitchの体験会に参加するなどリアルイベントには積極的な人間でした。

でも2017年の当時ですらこの混みようだったので今はコロナで中止説ありそうですね…



いやぁ…行きたかった…どうしてこんなことに…抽選制だろって?何言ってるんですか、運は自分から引き寄せるもんですよ。

なお、イベントが中止となった原因は書いてある通り、「当社は当社社員を標的とした脅迫行為を執拗に受けておりました」との事。

脅迫行為をする人は「スプラトゥーン3」にて「バランスやステージデザインに対してネガティブな感情を持ったファン」または「ボーイの扱いが悪いと憤慨したファン」などともかく「スプラトゥーン3に対してアツい思いを持つヤツ」だと言われています。

ボーイの扱いに関してはアツいヤツが前にも居ましたからね…
リンク:https://splatoon-torikara.com/archives/24341

で、そんなヤツが思い切った行動に出てしまったのであろうと。


「そんな脅迫行為なんて製作者に対して唾を吐きかけるようなヤツいるの?」

いるよ…いるから書いているわけで…


例えばこのブログでも度々引用している「伝説級ゲームクリエイター」こと桜井政博 氏は過激なスマブラファンからは「〇ろせ」と言われていた始末


おろせだからセーフ?ほんまか?

この動画コメント…マジで酷いですね…言ってないだろ…それ…


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ここから本題です。あ、いつもの事ですがここから先は独自研究が含まれています

本題として似た話をした前の記事でも取り扱った概念

コミュニティマネジメント

が重要となってきます

コミュニティマネジメントについて知らない?前回の記事の後半を読んできてね
リンク:https://silentzzvoice.blogspot.com/2022/07/WillBungieBeTheSaviorForSIE.html


読みたくない人にいい資料を貼っておきます。

CD PROJEKT RED
代表作:ウィッチャー3、サイバーパンク2077
コミュニケーションマネージャーが語る,コミュニティマネジメントの役割と重要性
リンク:https://www.4gamer.net/games/189/G018964/20210825060/


改めて思います…

コミュニティマネジメントはとても難しいです。

コミュニティマネージャーは
「あなたのことを大切に思っています」
とユーザーに対して発信をし続けなければなりません。


Apex Legends公式アカウントがファンアートをRTしたり、コジマプロダクションがデスストランディングのスクリーンショットをRTしたり、CD PROJEKT REDが事あるごとに礼をしたり、Xbox UKがファンと交流したり陽気なツイートをしたりするように。


コミュニティマネジメントの本質はファンが発信する事を受け止め、逆にファンに対して発信を行いそしてファンと会社間で友好的な関係を築く事です。


今回の任天堂ライブの中止はまさにコミュニティマネジメントの失敗例だと言わざるを得ません。

ボーイの冷遇さに対して向き合う事を検討したり、ゲームバランスやマップデザインについてこういった意図があるとハッキリ書くべきでした


インターネットでは任天堂に対して賛美するコメントは多く見られます。

しかしながらコミュニティマネジメントではあくまでも「公式の立場から」情報を発信しないといけません。『ありがとう任天堂』と濃いファンがいう事は有っても公式の立場からファンに対してサポートへの感謝を言う事はあまりなかったように見えます。


ゲームバランスでは確かに不透明な箇所が多くありました。スプラトゥーン3はお世辞にも良いバランスでスタートしたゲームではありませんでした。

一種の真摯さが欠けていたようにも見えます。


任天堂は一見すると被害者のように見えますが、社員を標的とした脅迫行為を執拗に行ったり株主総会に突撃してくるようなモンスター達を野放しにし有効な対策を講じなかったため起きるべくして起きた問題のように見えます。

「あーあでも日本人のモラルは終わってるから仕方ないよな、YouTubeのコメント欄も無いし」
と全滅論に走るのは少し早いかもしれません。


いわゆる「日本外し」をされてしまうと困るんですよ。確かに日本人の購買力は落ちてきていますが…でも僕は日本語が第一言語なので日本語が無くなると困ります


そういう全滅論に走られると困ってしまうので反論を置いておこうと思います。同じくオンラインのタイトルについて触れておきます。

実は東京ドームでFINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2024 in TOKYOが1月7日、8日開催されていました。



引用元、リンク:https://fanfest.finalfantasyxiv.com/2023-24/jp/

ドームですよドーム!


FF14と言えばファンと友好的な関係を築けていたタイトルとしてすごく有名

何時間も生放送している様子はネットニュースになったり。


この前のNHKでもFF14は特集を組まれていました
リンク:https://www.nhk.jp/p/ts/LJWWVGY6J2/episode/te/PW26R8469X/

見逃し配信は終わってしまったのでレポ
リンク:https://www.4gamer.net/games/199/G019924/20240109022/


FF14はそれくらい引きつける力を持ったコンテンツとのこと。


ではここであえて…あえて書きます。

スクエニが出来て任天堂が出来ないワケがない


スクエニの事を下に見ているように取れるかもしれませんが、逆です。任天堂の事を上に見過ぎているのです。

スクエニはファンと友好的な関係を築くことが出来、東京ドームでのファンイベントを成功させることが出来ました。

任天堂だって出来るハズです。確かに「Nintendo Live 2024 TOKYO」および「スプラトゥーン甲子園2023 全国決勝大会」が中止になったかも知れない。でもこれからです

どん底に居るってことは伸びしろしかないという事です。


これからの任天堂主導のコミュニティマネジメントを期待しています。

とりあえずは2月のニンテンドウダイレクトですかね?




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