「Gamehub」を使ってAndroidでSteamのゲームをネイティブ動作させる

あまりに衝撃的だったのでちょっと事前に取っていた次の記事アンケート無視で。


そんなに睨まないで…



今回はついにAndroidでSteamのゲームが動いてしまったのでまとめと解説を


「どうせリモートプレイとかSteam moonlightでしょ?」だって?

AndroidローカルでSteamのゲームが動作する

から記事にしています。

端末スリープも出来るぞ!


今回使うソフトウェア

Gamehub


今回使用する端末

AYANEO pocket S

マシンスペック

CPU:Snapdragon G3xGen2
GPU:Adreno A32
RAM:16GB
ストレージ:512GB

どこのご家庭にもある一般的なゲーミングAndroidデバイス
リンク:https://www.ayaneo.jp/ayaneo-pockets


導入


公式サイトにアクセス
https://gamehub.xiaoji.com/en-us


①ダウンロードからapkを入手しインストール

野良apkインストールのやり方は…流石にいいか…



②インストール終わって起動すると(なぜか)アカウントの作成を要求される

③ログインしてSteamのアカウントをリンク。Steamライブラリが表示される。

準備は以上でオワリ。早すぎ!!!


ゲームの個数とかアカウント価値とか出てくるのすげぇ嫌だな…

Steamガードで二段階認証をオンにしよう…



じゃあライブラリからゲームソフトをダウンロードしよう。



動作するかはゲームがdeck verifiedな事は前提としてアプリの対応状況と端末のスペック次第。スペックは十分なはず!

その腕前は…


Aperture Desk Jobがスマホで動いている!



元はSteamdeckの紹介用アプリなのに…!ぼ…冒涜的だ!


他には…サンセットオーバードライブが!

デスクトップに戻る…ふふふ…



えっ!いいんすか!?一応ガッツリPS4/Xone世代のゲームなんですけど!

720p30fpsに加えて描画距離が短く、オブジェクトのポップ時に処理落ちしているからあまり良い環境ではないんだけどね…


それでも動くことがすごい!



他にもGTAVを動かしている様子も。

すげぇ…サムネがめちゃくちゃ釣りっぽいけど実際動くんだよね…


いやぁ…スゴイ時代になってしまった…

Steamでゲームを買うとWindows用とLinux用とMac用に加えてAndroid用も降ってくるなんて!

更にはコントローラーがどんな物でも制限がない

セーブデータは保管され自動で降ってくる

Steam最高!Steam最高!Steam最高!

これからSteamの悪魔としてやっていくか…(時事ネタ)



導入するメリット等

このアプリはとにかく便利

「PCゲームを動かすだけなら既に紹介したWinlatorで良くない?MODも使えるし」
リンク:https://silentzzvoice.blogspot.com/2024/06/How-About-Winlator.html

それはあるんだけどコンテナを用意しなくてもサクッと環境を作れるのがメリット。


Winlatorは最近ネットワークに対応したからSteamクライアントのダウンロードが出来るようになったらしいけどそれでも面倒。

ぶっちゃけWinlatorの方がパフォーマンスが良い


ライブラリを同期すればサクッとセーブデータも降って来る

あっセーブデータ破損してやめたのがバレる!



UIが使いやすいのは本当に便利

PS4のメニューみたいじゃない?

Gamehubの挙動はけっこうSteamdeckのパク…参考にしている

ゲーム終了時にアップロードを聞かれるのもSteamdeckみたいだ




しっかし…2024年では最強と思っていたSnapdragon G3x Gen2でCPU性能が足りないのはちょっと思うことがある。


時代か…

「CPUの処理が1.23GHzとかwwwお前どんなスペックでゲームしてんだよwww」

えっ…スナドラだが…?



懸念点

ここまで紹介してきたが懸念点がある。

このGamehubが有志によるオープンソースプロジェクトではない

運営会社がコントローラー「GameSir」シリーズのメーカーだ

運営会社の所属国が共産圏だから気になる?まぁ気持ちは分かる。


自社製品を買ってもらおうというプロジェクトの一環らしい

それが今回GameSir以外のコントローラーでも動作するようになったという感じ。

まぁGamesirのコントローラーは名機もあるから持ってるけども…


コントローラー繋げるために位置情報を要求してくるの結構キマってるな…


更に言うとはアプリの根幹は元々「AndroidでPCゲームを動かそう」という「Gamefusion」というプロジェクトが元になっている

動作の細かい部分はvalveのLinux用互換レイヤーprotonを元にしている


他にもこんな感じ



要するに扱いとしてはvalveが提供しているものに手を加えたサードパーティ製アプリなんだよね…コレをタダ乗りだと怒るのも気持ちは分かる。


そんな事もあり運営状況やサポートがぶっちゃけ不明瞭

バグや未対応ゲームがあるとして今後直してくれるの?という疑問がある


これに本気出してええんか?という感じ。

また現行バージョンだとSteam実績が取れないようだ。

Steam実績を気にしてない?それなら問題ないか…



最大の懸念点は…

このアプリケーションを今後使用できなくなる恐れがある

Androidのサイドロードの実質的な廃止
リンク:https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2041884.html


2027年には使えなくなってしまう

開発者が署名をしてくれる…といいなぁ…ムリか…



まとめ

という事でGamehubの紹介をした。


「ゲーミングスマホや高性能Androidゲーム端末ってホヨバゲーかエミュレータに使うんでしょぉ〜?」と煽られない用途が出来たのはかなり嬉しい。

もうスマホの性能を示すために「大阪駅から通天閣までのルート」を調べる必要はない

大型ゲームを動かすにはCPU的にハードウェアが追いついていない&まだまだ開発途中だから今後に期待したい。

ゲーミングPCだけじゃなくゲーミングスマホも欲しくなってきた!


でも…開発状況以外にも色々とあるからこのAndroid対応はサードパーティではなくvalve自身が対応してくれた方がいい気がする。


Googleとepicとの裁判が終われば…
リンク:https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20241008031/

Steamストア for Androidがオフィシャルになるかも!?


って控訴する理由に「Androidはサイドロードを認めているから!オープンなプラットフォームだから!」と書いているやんけ!


AndroidはGoogle Play以外のストアからもアプリを入手できるオープンなプラットフォームであるとし,裁判の根本的な決定に対して,控訴すると強調

引用元:https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20241008031/


吐いたツバ飲み込むなよ!頼むぞ!Google!

全てが終わったら…おめぇの出番だ!valve!


上X下BLYRA…ゲイブニューウェル…!



引用元:Valve創設者ゲイブ・ニューウェル氏、『Dota 2』で「noob」煽りされていると明かす―それでもコミュニティを愛している
リンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/ea77cec493514652300be469c2d102fcd1e720ef

やせたな…ゲイブ…



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