MicrosoftのActivision Blizzard買収について解説…?

書けと言われたので書きました。

どっちで遊ぶ?

なんだかなぁ…こういった記事を書くのは本意ではないという事を先に書かせてください。


バイアスがかからないようかなり注意して記載をしていますがそれでも編集者は一人ですので偏りがある可能性があります。この記事を読んだら追加でちゃんと文責があるメディアの記事を読むようにしてみてください。

今回参考にした資料
資料1:https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/gamespark/trend/gamespark-128611?redirect=1
資料2:https://fpsjp.net/archives/453656
資料3:https://www.4gamer.net/games/036/G003691/20221205013/
資料4:https://jp.ign.com/playstation-5/68110/news/playstationxbox4activision

その他いろいろ


なんでMicrosoftはActivision Blizzardを買収したいの?

2022年に買収の話が出ました。

理由は明確、Activision Blizzardを買収したい理由は大型タイトル「Call of Duty」を持っているから

CoDは日本で言うとポケモンとドラクエを足して2で割らないレベル。

Call of Dutyは定期的にプラットフォーマーと契約をして優先プラットフォームを決めています。優先プラットフォームになると体験版やDLCが先行するなど様々なメリットが

2013年「Call of Duty:Ghosts」まではXboxと契約を結んでいました。
2014年からはPS4を優先する契約を結び2024年に契約が切れる事に

2024年で契約が切れた後に再度Xboxが優先となる保障はどこにも無い…

現に2014年からのCoD契約終了やXboxOne時代のアレコレでXboxのブランドはかなり弱くなってしまいました

それにCoDの契約を取ったとてPS4/5の人気が無くなるわけではない。

だったら会社ごと買収してしまおう!という流れです。

それにActivision Blizzardはパブリッシャーとしても優秀で2022年では優秀パブリッシャーランキングにも載るほどでした。

3位にいます

このランキングの話はココでしています
リンク:https://silentzzvoice.blogspot.com/2023/03/Why-Sony-Became-A-TopGame-Publisher.html

優秀なIPを持つ優秀なパブリッシャー、独占したいですよね


また買収に伴い独占禁止法に抵触しないために今までCoDが出ていない任天堂やGeforce Nowなど様々なプラットフォームに対して10年間CoDを出す契約をしています

あれ…別に買収完了してないから今はMicrosoft関係ないよね…?

ちなみにこの”契約”が波紋を広げているのは後述…



どうしてActivision Blizzardは買収をして欲しいの?

実は買収される側も歓迎しておりActivision Blizzardの株主総会では満場一致で買収を許可していました。

何故か?

Activision Blizzardは社内にセクハラがまん延しており告発された結果ベテランゲーム開発者の退職やセクハラを黙認したとしてCEOへの訴訟などがありました。
リンク:https://automaton-media.com/articles/newsjp/20211117-182727/

過去にはオーバーウォッチのマクリーの名前が変わったなど事件もあり覚えている人もいるのではないでしょうか


引用元:https://www.4gamer.net/games/280/G028066/20210827034/

そういった社会的地位の失墜、ベテランゲーム開発者の退職からなる開発力の低下などがありActivision Blizzard存続の危機だったためMicrosoftに買収される事を会社も株主も許容したという訳です。

CEOは買収によって訴訟から逃げきれる可能性が浮上し株主は自分が買った株が紙切れにならなかった事を喜んでいたようです。

株主と訴訟をされたCEOにとってみれば救世主に、それ以外には弱った時にやって来るハゲタカに見えるのではないでしょうか。



買収はどうなった?

簡単に言うと…

買収失敗しました

とりあえず”初回チャレンジ”では

イギリスでは既に報告有りましたがアメリカでも正式に差し留めが入りました
リンク:https://www.bbc.com/news/business-65899622

マイクロソフトとアクティビジョンは6/16までに仮差し止めに対する不服申し立てを行う必要があり、アメリカの公正取引委員会FTCは6/20に返答しなければならない。


各国の取引委員会が反対したり賛成したりしています。まとめるとこんな感じ

イギリス・アメリカでは反対。

EUでは買収した場合タイトルをWindows/Azureサービス下での独占にしない事を条件に賛成。

それ賛成じゃないじゃん

日本ではXbox以外、特にモバイルゲームの比重が大きすぎるのでゲームを遊ぶユーザーにとってのは影響ナシと賛成


あれ…日本…

と、この辺の話は前回もしましたよね
リンク:https://silentzzvoice.blogspot.com/2023/03/Why-Is-Xbox-Not-Increase-Market-Share-In-Japan.html


ドコが反対しているの?

もちろんプレイステーションにて直接的な被害を被るソニーが反対しています
なんだかんだ言ってCoDは大きいですからね。

それに現在のActivision Blizzardは「クラッシュバンディクーシリーズ」のIPを持っています。

現在ソニーが持っていないとは言えライバルプラットフォームの物にされるのはあまり好ましくないですよね

アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝より

またMicrosoftから提示された条件がソニーにとっては到底飲める条件ではなく

「Activision Blizzard社が販売するゲームの収益(ゲームソフトおよびDLCなどの収益)100%全てをMSの取り分とする」という条件


リンク1:https://www.gov.uk/government/news/microsoft-activision-deal-prevented-to-protect-innovation-and-choice-in-cloud-gaming
リンク2(pdf注意):https://assets.publishing.service.gov.uk/media/644939aa529eda000c3b0525/Microsoft_Activision_Final_Report_.pdf

だったようです。現在のプラットホームホルダーとの契約は通常30%だからCoD売れば売るほどインフラ代が赤字

そりゃあ飲めないよなぁ…


他にもソニーからしてみればベヨネッタ1やフォールアウト3のトラウマがあるせいか「プレイステーション版だけ外注になったり不具合が出たりでXbox版と同じ体験が出来なくなったらどうする」と反論しているようです。

確かにPS3は酷かったですよね…窓にトタンが付いてたり…
リンク:https://yoda-dip-jp.hatenablog.com/entry/20070705/1183647239

PS3の暗黒時代を経験しているからか「ライバルと内容だけでなく表現で差が付く」事にはやっぱり敏感



と表立ってはソニーが反対をしています。

実はこの陰にはGoogleが潜んでいると思われます(想像)


Googleはクラウドサービス「Google Stadia」を2019年11月19日から稼働させていましたがコンテンツ獲得に非常に苦労し最終的には2023年1月18日に撤退をしてしまいました。



その直接的な要因が「スカイリム」や「フォールアウト」といったプレイ時間が長くなりがちな「ベセスダ・ソフトワークス」社のタイトルを配信できなかったからだと言われています。

ベセスダ・ソフトワークスは親会社のZeniMax社が2020年9月にMicrosoftに買収されました。MicrosoftがGoogleのプラットフォームで配信することを許可しなかったのでしょうね。


また、Googleが展開するChromeOSを搭載したパソコンでMicrosoftのクラウドサービス「Xbox Game Pass」がフルスペックで遊べないという事件がありました。

まあChromeOSがLinuxなのでMicrosoftの「WindowsかWindows以外か」というフィルターで「ChromeOSがWindows以外のためスマホ用の帯域が当てられてしまった」という話なのですが…

この件はGoogleが正式に抗議するまで対応がされませんでした。


なのでGoogleの息がかかった国での取引委員会にて「クラウドサービスの面で待ったがかかった」のでは?という訳です。


また、Appleも手を引いているのではないでしょうか

記憶にも新しいAppleエピック裁判
リンク:https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=69124?site=nli


裁判としては2023年に決着が付きました。エピックが敗訴し、Apple側も利用規約の変更を余儀なくされました。両社痛み分け。

自社のストアでの取り分が美味しいからプラットフォーマーを続けているAppleにとって取り分が減るこの利用規約変更はかなり痛い。


そんな中、裁判が終わっていない2022年に「フォートナイトをiPhoneで遊ぶ方法」として売り出されたMicrosoftのサービス

ブラウザで動作するサービスなのでAppleの取り分が無いというのも特徴的

しかもApple自身も「Apple Arcade」を配信しているもののスマホでライトなゲームを遊ぶ層は被りがち


AppleにしてみればMicrosoftのやっていることは面白くないのではないでしょうか

Apple Vision Proの発表会にわざわざDualSense出してきましたらね

白いコントローラーが無かったから?



実はもう一社関わっている会社があるかもしれません

日本でサービスインをしていないため影が薄いかもしれませんがAmazonは「Amazon Luna」というクラウドゲーミングサービスをアメリカで展開しています



引用元:https://www.amazon.com/luna/landing-page


現在はサービス開始したてという事もありコンテンツ量が少ないのですが、もしこのままMicrosoftがコンテンツ強者になればLunaもStadiaと同じ運命を辿ってしまうのかも?

しかもMicrosoftはAmazonとコンテンツ展開契約を結びませんでした

確かに2023年5月末の段階ではAmazon LunaにはStadiaと同じくスカイリムやフォールアウトといったベセスダ・ソフトワークスのタイトルやCoDシリーズが配信されていません。

MicrosoftがGeforce Nowとは契約を結んだのにAmazonと結ばなかったのは通信環境の違いですかね。Amazon Lunaの通信環境はAWS(Amazon Web Services)

仮に買収が成功するとLunaは弱っていくのでAmazonも一枚かんでそうですね。



表向きにはソニーとMicrosoftが戦っているように見えて裏ではMicrosoftをなんとかしたい企業が暗躍しているのではないでしょうか…?

そんなこともあってかMicrosoftのActivision Blizzard買収は大局的には

ゲーム機ではOK」と「クラウドではNG

となっている感じです


これもうビゴーの風刺画だろ


歴史の教科書で見たヤツ~~~~



今後はどうなる?

前述の通りアメリカ・イギリスの公正取引委員会での反対により買収は進められなくなりました。

前もどっかで見た?許して

イギリスの公正取引委員会は「コンソールでの独占はXboxのシェアが低すぎるから出来ない、CoDのブランドが潰れる。でもクラウドは別。Google Stadiaぶっ〇したのMicrosoftでしょ?だからNG」とのこと。

EUの公正取引委員会でもイギリスとだいたい同じですが…「Activision Blizzard社のタイトル全てをXbox独占にすると経営的にやっていけなくなるから正直コンソールゲーム機での独占はムリ。結局はマイクラみたくXbox独占なんて出来ない。クラウドは独占するかもしれないからMSとは独立した監視者を立てて履行を監視する。だからOK」とのこと。

コンソールではシェアが低いXboxですが、クラウドゲーミングサービスではMicrosoftが70%のシェアを持っているとのこと。確かにそう言われると…


ただ、アメリカの公正取引委員会では

「MSはZeniMax買収して『これから発売する『Redfall』『Starfield』『The Elder Scrolls VI』はXbox独占です』ってやったからコンソールでもクラウドでもマジで独占やるよ。だからNG」

という感じ。


イギリスの公正取引委員会がNGを出した時に「イギリスからWindowsを含めたMicrosoft製品を撤退させる」とか「買収をFTCによる審理を待たずに強引に進めるぞ」とか脅したのが効いてますね…


とりあえずは買収計画の期限までに買収が完了出来ない場合はMicrosoft側が違約金を払うようです。

Microsoftからしてみればそんな”はした金”なんて蚊に刺された程度なのでいくらでもやれそうです。
死ぬまでやろう。\OK❤/

ただ、当然の事ながら同じ条件では買収が出来ないので買収した後の要件を変更する必要があります。クラウド含めて各プラットフォームと交わした10年の契約を無期限にするとか…

そもそも買収をしないっていうんじゃダメですかね?

ゲームパスに出したいからという建前だけなら契約すればいいんじゃないでしょうか


もし買収されたら日本のゲーマーに対して何か影響はある?

影響ないっすよw

switchが3000万台売れてる?PS4とPS5が合わせて1000万台以上売れてる?

いやいやw日本ではそんなゲーム機の市場よりモバイルゲームの市場が4倍あって多くのメーカーはその中で勝負してるんだからw


って書ければよかったですね。

僕はモバイルゲームをほとんどやらないんですよ。最後に遊んだモバイルゲームはポケモンGOかも

個人的には影響アリアリです。


そしてコミュニティでは買収反対派か支持派かで対立し主張が激しい人は互いに罵り合っています。

今回の記事も立ち位置をハッキリさせるために書けと言われました。そんな事情があります。

書けと言った人へ、これでいいですか?もう書きません。

僕は現行のプラットフォームは全部揃えているので買収された場合Activision Blizzardのタイトルが遊べなくなるってことは無いです。

独占についてはEU/イギリスと同じ意見でなんだかんだ独占には出来ないと思っています。PS5に出さざるを得ないというか。WindowsStore版だけでなくSteam版も用意しないといけないというか…

それとActivision Blizzardには休眠IPが大量にあり、買収が成功した暁には休眠IPを呼び起こすという約束があったから応援したい側です。まあリップサービスかもしれませんが…

そんなことも有り個人的には買収は支持派でした

ただ、昨今のインフォデミックな状態を見ると何というか…買収支持派だと言う事が憚れるというか…買収支持派の人と同じように見られて欲しくないというか…

今回の記事作成にも非常に苦労しました。フェイクニュース多すぎ

この記事を読んだ時「見たい部分が無い!」とやきもきする人もいたと思います。あなたのその”見たい部分”もしかしたらフェイクニュースかも知れませんよ?

ブロック権…結局どうなったんですか?裁判所の提出資料には載って無いですよ…?
リンク:https://silentzzvoice.blogspot.com/2022/08/WhatIsBlockingRightsAndWhy.html



買収が初回とはいえ失敗してしまった以上、Microsoftは本業に専念して欲しいかな。とりあえずoffice365は値下げして欲しい(切実)

ここでMicrosoftが強権発動し「Havokエンジンを使用しているタイトルをXboxに出せ」と言い出したらどうなってしまうのでしょうか。

※Havokエンジンはゲーム等で使用される物理演算エンジン。2015年にインテルからMicrosoftが買収した

なんてったってHavokエンジンはブレワイ・ティアキンも使ってますからね。


やっぱり各国の公正取引委員会が言うように国を飲み込むほど強大なビッグテックが金で力をつけていくのは良くないですね…



2023/6/28 追記

アメリカの公正取引委員会とMicrosoftとのやり取りが始まってニュースが凄く出てくるんだけどこれまたフェイクニュースが多すぎる

で裁判がニュースになると「もっと大きい事が話題になってるのに記事になっていない!」だとか噛みつく人間がわんさかと

実際にあったフェイクニュースや極論・捏造文を引用して訂正文を書いていきましょうか…


「Starfield」は当初、SIEによりPS5のみの時限独占になり得た。PCにも出せないのでこれを回避するためにXboxに声を掛け、ベセスダを買収したのがXbox。

結果、PCとコンソール(Xbox)おまけにクラウドで遊べるようになる

このフェイクニュースは「StarfieldはDEATHLOOPやGhostwire: TokyoのようにPS5のみの時限独占になり得た」という箇所が意図的に縮められており、「PCにも出せない」は完全にウソ

DEATHLOOPやGhostwire: TokyoのSteam版、つまりはPC版はPS5版の発売から存在していました

あれ、じゃあStarfieldがXbox独占だとPS5で遊べなくないですか?しかもPS5の時は時限独占だったのにXboxの時は完全に独占じゃないですか?仮にPS5の時も完全な独占だったとしてXbox独占になったら不幸になる人間の数増えてんね?
ところで、Steam版Fallout4の日本語版クライアントのアップデートが入ってない事については誰が悪いんですかね?Microsoft?



『マイクラ』PS5版が無いのはソニーのせい?開発キットが送られなかったためとXboxトップのフィル・スペンサー氏語る。

リンク:https://gamespark.jp/article/2023/06/26/131539.html

ネイティブPS5版マインクラフトレジェンズが存在しているためPS5の開発キットはMicrosoftに存在します。フィル・スペンサー氏が知らないだけです。あと、開発キットは買うものです。まあswitchやXboxと比べてもめっちゃ高い開発キットを買わないといけないのにPS5版マイクラをリリースしても無料アプグレされたら収益にならないというのは分かりますが…

マインクラフトについてはSIEからの契約ではなくMojangスタジオ買収の際に「絶対に一部のコンソール独占にしないこと」を条件に買収したためPS5版に対応するXbox Series S|X版が無いため作れていない状態に。どっちかが無いといけないんですよね。
じゃあMojang買収の際のコミットメントを反故にしていいならいいんじゃない?ZeniMaxを買収した時も「ソフトをXbox独占にしない」というコミットメントの元に買収をしたはずなんだけどね。



SIEのJim Ryan氏は,Microsoftが進める買収が承認された場合,次世代PSの情報をActivisionと共有できなくなるだって。ということはソニー自身がCoDが出るのを防いでいる!

 リンク:https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20230624008/

あんまり有名でないので発言をした方は知らないのでしょうけどSIEはSCEの頃から次世代PSについてパブリッシャーにポストモーテムというかフィードバックやらどうしたら良いかを聞きまわっている。

その際に「次世代PSのスペック目安」や「次世代PSの発売時期」をヒアリングする事がある

CPUやメモリはこれくらいがいい、とかGPUはこれが出来ると良いとか。

そのヒアリングの際にActivisionがMicrosoftの一部となった場合、次世代PSのスペックや発売時期がMicrosoft側に流出してしまう恐れがある。だからMicrosoftの子会社とは次世代PSの発売時期を話せないと言う感じ。もちろんMicrosoftの子会社だけでなくMicrosoftと仲が良い会社とも話せない。

現にPS3の発売時期は何故か流出しXbox360はPS3よりも早く発売した

4gamerの文中にもある通り「競合相手が所有する会社に機密情報を提供するリスクは冒せない」という文はどんな文章よりも納得がいくだろう



SIEは金を出してスパイダーマンやファイナルファンタジーをPSプラットフォームに独占したりゲームタイトルをライバルにプロモーションを許さない契約をしている!

これはフェイクニュースじゃないんだよね。ただ…

今さら取り上げるような話題か?

ゲームだったらEPICが、映像ならNetflixやAmazonが、自社が開発環境や開発資金を用意をしてコンテンツ独占するのは戦略としては当たり前だろ

Amazonプライムビデオで「イカゲーム」が見られない事と同じだと思っていただければ分かりやすいのではないでしょうか。同じくHuluで仮面ライダー アマゾンズが見られなかった、みたいな。Huluでの配信おめでとう!
仮面ライダーアマゾンズの制作・配信に伴ってAmazonは東映株式会社を買収してないですよね?独占する時に会社ごと買収する必要は無いんですよ

ところでSIEがライバルにプロモーションを許さない契約をしても勝手にプロモーションをした会社があるらしいね

これは全てを超えそうな良い香水だ



Microsoft幹部は「我々Microsoftは、ソニーを廃業に追い込むことができる非常に特殊な立場にある。」という内部メールを送った。

リンク:https://www.theverge.com/2023/6/26/23774547/microsoft-sony-xbox-internal-emails-ftc-out-of-business

フェイクニュースであって欲しかった

元々はAB買収とは関係が無い所で起きたメールとの事。時系列もZeniMaxを買収する前。

ディズニーのようにIPを確保してしまえばソニーを廃業に追い込めるとの事。確かにマーベルとライバル関係にあったDCはイケてないが…そんな事を書いていいと思ってるんか?

当然ながらこのメールはAB買収の際にした「プラットフォーム問わずこの星の全てのゲーマーのためを思って買収をしている」という発言とは矛盾をする。

またメール内にコンテンツ獲得に苦しむGoogleのクラウドゲーミングサービス「Google Stadia」に対してコンテンツが獲得できない彼らは我々を倒すことは出来ない(意訳)という記述をしている。

やっぱりStadiaをぶっ殺したのはXboxじゃねえか!すっとぼけやがって!Amazon Lunaと契約をしなかったことも頷ける。クラウドサービスで天下取る気マンマン

「Xboxのクラウドゲーミングサービスは誰も使っておらず赤字でビジネス上何の脅威でもない」という発言も説得力を無くしていく。



今後も注視していきたい…が個人的にはそろそろにして欲しいところ。次の記事が書けねぇ…
SIEもCoD配信について10年の法的拘束力のある契約を結んだとのこと

元々は「契約が切れる2024年以降は配信停止する」とか言われていた中10年間の契約を結んだのは結果オーライ…でいいのか?クラッシュバンディクーを渡しているんだけど?

法的拘束力というのが重要。まあ過去ゼニマックス株式会社の買収の時「独占する理由がない」という趣旨の発言があったものの…ね…

クラウドについては今後しだい。
Amazon LunaはCoDやFallout76、Elder Scrolls Onlineを獲得できるのか?が今後注目したい点か




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